メジロ
メジロ
メジロが、街なかへやってくるのは、早春の桜の花の蜜を吸いに、秋には柿の木に、冬にはサザンカの蜜を吸いに飛来します。
いずれの時期も甘いもの大好きなメジロにとって、里山は寂しい季節です。
肝心の春〜夏の繁殖期には、郊外〜山地の里山や樹林地で過ごします。
そうです。メジロは、出稼ぎ労働者と同じ。
自分の生まれ故郷で夏を過ごしてせっせと産卵・育児に努め、故郷で餌の少なくなった秋〜早春にかけては、都会のやってくるのです。
- 生育状況
街なかでは、街路樹、屋敷林、公園や学校の植栽樹で見られます。とにかく蜜好きですから、木に咲く花のまわりに集まってきます。亀有周辺では、やはり庭木の多い西亀有、中川、東堀切方面まで飛来します。
そんなメジロも、大事な繁殖期には、地味で見つかりにくい、ヤブなかで繁殖に勤しみます。
- 形態・生態
全長12〜15cm前後で、目安としてスズメよりも小さめで、小さな鳥というのが第一印象です。
緑がかった背なかと暗褐色の羽を持ち、雌雄ともに同じ色をしています。目の周りの白い輪が特徴です。
一般にお菓子やお茶のうぐいす色やウグイス餡は、メジロの緑色と勘違いしている人がいます。
食性は雑食ですが、花の蜜や果汁を好み、育雛期には虫なども食べます。
花の蜜を大変好むため、花の時期に合わせて行動し、春には好物の花の蜜を求めて南から北へと移動する個体もいます。
特に早春は梅の花に、ついで桜の花に群がるメジロがよく観察されます。
繁殖期以外の地鳴きは、「チー、チー」で、鳴く様子はよく観察されます。
秋〜早春の非繁殖期には山地から平地に移動し、群れで行動することが多く、街なかで見られるのはこの時期です。
繁殖期は番いで分散し、2羽で鳴き交わしながら花から花へと飛び回る様子がよく観察されます。
- 分布
日本、朝鮮半島、東南アジアなどに広く分布します。 平地から山地まで広く生息します。
- 名前の由来
もう、おわかりですよね。
正解!眼の周りが白いからです。
民家庭先の熟した柿に集まってきたメジロ(亀有5丁目)
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