街なかの''生き物''たちの''植物''情報

植物の街での生育種一覧

生き物ののうち植物を写真とともに一覧にしました。街の植物相を観覧ください(順不同)。注目する点として、春の七草と秋の七草の一部が確認され、帰化植物・外来種も多い点が特徴です。

街なかの植物

自生種

自然に生育している種、あるいは自然に芽生えたと思われる種も含みます。また、野生化した帰化植物を含みます。

アズマネザサ

アズマネザサ 
亀有4四丁目の植え込み、亀有の小学校、西亀有の植栽地で確認しました。関東、地方を中心に生育し、常緑の多年生竹です。関東地方の潜在自然植生?の下生えのひとつで、森林の一般的な構成種である。街なかでは植栽することがないので、埋土種子や植木の混入から自然に生えてきたもものと思われる。街なかでは貴重な緑であるが、里山を活用とする人々にとっては、やっかいな存在なようです。周期的に花を咲かせるが、アズマネザサは、短いもので30年、長いもので120年といわれている。本州中部以北および北海道に分布します。

オニタビラコ

オニタビラコ 
亀有の小学校で確認しました。道ばたや公園、庭のすみに生える1-2年草。花期は5月〜10月、日本全土に分布します。

イヌタデ

イヌタデ 
亀有の雑草地と植え込みの鉢植えに生育する個体を確認しました。子供の頃、赤い実を赤飯にみたてて、アカマンマと呼んでままごとに使いました。道ばたや畑地などに普通に生えます。花期は6月〜10月、日本全土に分布します。

カタバミ

カタバミ 
亀有、西亀有など街なかのあらゆるところで道ばたや庭地などで確認されました。植物のなかで、もっとも街なかに適応した種類といえるかもしれません。花期は5月〜10月、北海道、本州、四国、九州等、日本全土に分布します。

ドクダミ

ドクダミ 
西亀有せせらぎ公園と東和の幼稚園内で確認しました。葉をちぎると強烈な臭いがします。ドクダミの名の由来は、毒なのでなく、薬草として毒消しによく効くこため、ドクダメがなまったという説もあります。花期は6月〜7月、本州、四国、九州等に分布します。

チドメグサ

チドメグサ 
亀有の民家の庭で確認しました。葉を止血したことによるネーミングです。道ばたや庭に生える多年草。花期は6月〜10月、本州、四国、九州等に分布します。

メヒシバ

メヒシバ 
中川地区で確認しました。オヒシバよりやさしい感じがすることからのネーミングです。中川公園の道ばたに生えていました。花期は7月〜11月、日本全土に分布します。

コメヒシバ

コメヒシバ 
亀有、西亀有で確認。メヒシバより小さく、可憐です。道ばたのコンクリートの隙間や農地の際に生えていました。花期は7月〜10月、関東地方以西の本州、四国、九州等に分布します。

オヒシバ

オヒシバ 
亀有、西亀有、中川など各所で確認。メヒシバよりたくましく、丈夫です。道ばたのコンクリートの隙間や農地の際に生えますが、街なかでは少なく、亀有で1カ所、小学校で確認したのみでした。花期は8月〜10月、本州、四国、九州等に分布します。

エノコログサ

エノコログサ 
亀有、西亀有で確認。花穂を犬の尻尾に見立てたネーミング。ネコをじゃらすときにも使うのでネコジャラシとも呼ばれます。花期は8月〜11月、日本全国に分布します。

キンエノコロ

キンエノコロ 
東綾瀬で確認。花穂を犬の尻尾に見立てたネーミング。基部の剛毛が黄金色であるので、キンエノコロと名付けられました。花期は8月〜10月、日本全国に分布します。

カラスノエンドウ

カラスノエンドウ 
中川の中川土手で確認しました。花はピンク色ですが、豆果が黒く熟すのをカラスにたとえたネーミングです。道ばたや畑地、野原などの日当たりの良い場所に生育します。花期は3月〜6月、本州以西の日本に分布します。


ホトケノザ

ホトケノザ 
亀有、西亀有で確認。対生する葉を仏像を載せる蓮華形の台座の形に見立てたネーミングです。花期は3月〜6月、日本全国に分布します。


ナズナ

ナズナ 
亀有、西亀有、中川で、いずれも多く確認。道ばたや植栽地の空き地で、見られました。別名ペンペン草。小さな白い花をつけます。春の七草の一種で、七草粥として食用にされます。花期は3月〜6月、日本全国に分布します。ちなみに春の七草とは、せり(セリ)、なずな(ナズナ)、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら(コハコベ)、ほとけのざ(コオニタビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)です。

コハコベ

コハコベ 
亀有、西亀有で、いずれも多く確認。道ばたや植栽地の空き地で、普通に見られました。史前帰化植物で、春の七草の一種で、七草粥として食用にされます。花期は3月〜9月、日本全国に分布します。

ツユクサ

ツユクサ 
亀有、白鳥、西亀有で確認。夏の暑さを忘れさせるきれいな水色の花弁です。花期は6月〜9月、日本全国に分布します。


キンミズヒキ

キンミズヒキ 
西亀有せせらぎ公園で確認。小さな黄色の花を付けています。花期は7〜10月、ほぼ全国に分布します。


ヒナタイノコズチ

ヒナタイノコズチ 
新宿の線路沿いで確認。日当たりの良い場所に生える多年草です。花期は8月〜9月、本州、四国、九州に分布します。


ヒガンバナ

ヒガンバナ 
9月20日頃から各所で一斉に開花しました。特に、亀有と青戸の境の中川土手の群生地は見事でした。花期は9月、日本全土に分布します。


ヤブガラシ

ヤブガラシ 
西亀有の植栽地で繁茂しているのを確認しました。繁殖力旺盛で、嫌われる植物ですが、街では貴重な緑です。花期は6月〜8月、ほぼ日本全土に分布します。

コミカンソウ

コミカンソウ 
亀有の小学校で確認しました。小さなかわいい果実をミカンに見立てたネーミングです。葉は茎から規則正しく交互につく。花期は7〜10月、本州、四国、九州等に分布します。


イヌホウズキ

イヌホウズキ 
亀有の小学校、西亀有せせらぎ公園で確認しました。小さなかわいい花を咲かせます。花期は夏〜秋、日本全土に分布します。史前帰化植物といわれています。


カラムシ

カラムシ 
西亀有せせらぎ公園のカンタンの里で確認しました。花期は夏〜秋、日本全土に分布します。


ジュズダマ

ジュズダマ 
新宿の線路沿いで確認しました。花期は夏、秋に実をつけます。日本全土に分布します。


ヘクソカズラ

ヘクソカズラ 
足立区東和の植栽地で確認しました。花期は夏〜秋、夏には可憐な花を、秋にオレンジ色の実をつけます。日本全土に分布します。


ニラ

ニラ 
中川土手や西亀有せせらぎ公園で確認しました。花期は秋、日本全土に分布します。匂いからは想像できない白いきれいな花です。


オギ

オギ 
西亀有せせらぎ公園のカンタンの里で確認しました。ススキとよく似ていますが、ススキのように株立ちしません。花期は秋、日本全土に分布します。


ススキ

ススキ 
中川の土手や小菅の水再生センターで確認しました。秋の七草のひとつです。花期は秋、日本全土に分布します。


イヌビエ

イヌビエ 
亀有の小学校と中川の土手で確認しました。イヌと名のつく植物は、だいたい食用にならないことが多いそうです。花期は8〜10月、日本全土に分布します。在来種です。


ハルジオン

ハルジオン 
中川の土手で見られました。白いきれいな花をつけますが、北アメリカ原産の帰化植物です。似たヒメジョオンとの区別は、茎を折ってみると、中空なのがハルジオンです。花期は5月〜7月、日本全土に分布します。

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ 
西亀有、亀有で見られました。淡いむらさき色のきれいな花をつけますが、ユーラシア・アフリカ原産の帰化植物です。花期は3月〜5月、日本全土に分布します。

オニノゲシ

オニノゲシ 
亀有のコンクリートの隙間から生えているたくましい個体を確認しました。ヨーロッパ原産の帰化植物です。越年性の一年草ですが、温暖な地域では一年中開花しています。日本全土に分布します。


セイヨウタンポポ

セイヨウタンポポ 
西亀有、亀有、中川、大谷田、白鳥で見られました。街なかでタンポポといえば、セイヨウタンポポになってしまいました。ヨーロッパ原産の帰化植物です。花期は春〜秋、都市部を中心に日本全土に分布します。

シロツメクサ

シロツメクサ 
中川と亀有の中川土手で確認しました。ヨーロッパ原産の帰化植物です。世界中に広がっています。オランダからガラス器を運ぶとき、この草を詰め草として利用したことからツメクサの名が付きました。花期は5〜8月、日本全土に分布します。

セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウ 
すっかり秋の風景の一部になっています。各所で確認しました。花期は秋、黄色いをつけます。帰化植物です。特定外来生物ではありませんが、要注意外来生物リストに含まれています。日本生態学会による日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。

ヒメムカシヨモギ

ヒメムカシヨモギ 
明治維新の頃に渡来した、北アメリカ原産の2年草です。荒れ地などに生育します。高さ1〜2mにもなり、小さな花をたくさんつける。花期は、8〜10月で、日本各地に分布します。

ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ 
ちょっと美味しそうな紫の実をつけますが、有毒です。食べてはいけません。洋服に色素が付くと落ちにくいです。北アメリカ原産の帰化植物です。花期は6〜9月、秋に赤紫の実をつけます。

ノアサガオ

ノアサガオ 
ノアサガオは本州南岸以南に分布する野生種である。多年生のツル植物で、古い茎はやや木質化する。沖縄では低地の森林や藪にごく普通に生育している。このアサガオの園芸品種が「琉球アサガオ」「オーシャンブルー」「ケープタウンブルー」などの名称で販売されている。これらの種は、草勢がきわめて強健なため、雑草化すると駆除することは困難である(出典:ウィキペディア)。西亀有と新宿の道ばたで野生化を確認した。

ホソアオゲイトウ

ホソアオゲイトウ 
南アメリカ原産の大型の1年草。明治時代に侵入し、道ばたや荒れ地などに生育している。帰化植物です。花期は7〜11月、たくさんの種子をつけます。

オオフサモ

オオフサモ 
亀有の曳舟川親水公園で確認しました。見る度に繁茂し、水面を覆う範囲が大きくなっています。南アメリカ原産の外来種です。抽水性の多年草で、浅水中に群生します。在来種を脅かす特定外来生物として、輸入、販売、頒布、譲渡、飼養が制限を受け、移植することが禁止されています。最高三年の懲役、または三百万円の罰金刑の対象となります。また、日本生態学会による日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。ちなみに曳舟川親水公園のオオフサモは、葛飾区環境課により除草されましたが、わずかに切れ藻があるので、また繁茂するかもしれません。

コバンソウ

コバンソウ 
亀有のわずか1平米もない雑草地で確認しました。ヨーロッパ原産の帰化植物です。別名タワラソウともいい、黄褐色に熟した小穂の形を小判や米俵にみたてたネーミングです。


イヌムギ

イヌムギ 
足立区の中川の土手に繁茂していました。南アメリカ原産の帰化植物です。食べられないムギだから、イヌムギと名付けられました。小穂が薄く扁平で、高さ1mほどにもなります。


セイバンモロコシ

セイバンモロコシ 
葛飾区の中川の土手に繁茂していました。地中海沿岸原産の帰化植物です。地中に長い根茎をのばすので、やっかいな雑草として嫌われています。小穂が長さ4〜7mmで、高さ1.8mほどにもなります。


植栽種

ヒヨドリバナ

ヒヨドリバナ 
古隅田川親水緑道で確認しました。やや山地性の種なので、植栽と思われます。花期は秋、白い花をつけます。日本全土に分布します。フジバカマとよく似ています。

フジバカマ

フジバカマ 
古隅田川親水公園で確認しました。秋の七草のひとつです。確認された個体は、水元公園から移植された株だそうです。花期は秋、淡いピンクの白い花をつけます。日本全土に分布します。環境省レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されています。移植個体なので植栽種としました。ちなみに秋の七草は、はぎ(ハギ類)、おばな(ススキ)、くず(クズ)、おみなえし(オミナエシ)、ふじばかま(フジバカマ)、ききょう(キキョウ)、なでしこ(カワラナデシコ)です。

ヤマハギ

ヤマハギ 
西亀有せせらぎ公園で確認しました。ハギ類は、秋の七草のひとつとして、昔から和歌に詠われてきた、日本人の好きな花でした。チョウのツバメシジミの食草です。花期は秋、赤い花をつけます。日本全土に分布します。植栽種です。

フヨウ

フヨウ 
西亀有せせらぎ公園カンタンの里で確認しました。ガのフタトガリコヤガの食草です。花期は夏〜秋、白やピンク花をつけます。逸出種です。


ヤツデ

ヤツデ 
各所で栽培されています。特徴的な葉っぱですが、花も変わっています。花期は秋〜冬、花火のような白い特徴的な花をつけます。


ソメイヨシノ

ソメイヨシノ 
各所に植栽され、春の開花をみんな待っています。亀有5丁目の曳舟川通りの桜並木は、けっこうきれいですよ。


スイレン

スイレン 
足立区の用水路に植栽されたものが、経年的に繁茂しています。各所で栽培されています。花期は6〜7月、きれいな白い花をつけます。


オオカナダモ

オオカナダモ 
亀有の小学校のビオトープで確認しました。アルゼンチン原産の外来種です。沈水性の多年草で、浅い水中に群生します。特定外来生物ではありませんが、要注意外来生物リストに含まれています。また、日本生態学会による日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。でも、白い可憐な花を咲かせますね。

オシロイバナ

オシロイバナ 
亀有、西亀有など、花が美しいので観賞用に栽培されるほか、広く野生化もしています。。南アメリカ原産の帰化植物です。種子には粉状の真っ白い胚乳(中身)があり、これをオシロイに見立てて、オシロイバナの名がついた。


10月桜

十月桜 
西亀有4丁目に街路樹として植栽されています。晩秋〜冬にかけてと春先の2回開花します。フユサクラとも呼ばれます。生き物の少ない冬のなか、けなげにも咲く姿は、生き物の強さを示しているようで、目にとまります。けっこうきれいな花ですよ。


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